業胎は恋愛、家族、ビジネス、どの場面でも良い関係を築ける、万能の相性。
他の相性みたいに、「不倫はダメ」とか、「上司になるとよくない」とか、ややこしいことがない。
オールマイティに良い相性。
どうしてだと思う?
多くの相性は「自身」と「他者」の関係だけど、業胎と命はちがう。
業胎の相手は、「他者」ではなくて、自分自身の「影」。
影は、いつも自身に寄り添って、そばにある。自身と同じ方向を向き、自身に協調して、自身をサポートする。
だから、どんな間柄においても、業胎の人は「味方」。良い相性。
しかし、良いことばかりではない。
たとえば、「身勝手な理由で業胎の相手を傷つけた。でも、もう暗い過去は忘れたい。新しい道を歩きたい」なんて状態にあるとき。
上で述べたように、業胎は影。
忘れようとしても、その身にべったり貼りついてくる。
目の前からいなくなっても、業胎の人の存在はずっと心の中にいて、過去の悲しみや恨みを訴え続ける。
業胎関係で良心の呵責を抱えた人は、いつも借金取りに追われてるような闇を心にしまいこんで生きることになる。
こんなふうに、業胎は特殊な相性。自身と影。二人だけで完結する。
そのためか、相性が良いにもかかわらず、業胎の相手が人生のパートナーという人は、あまり多くない。
「合わない」じゃなく、「なぜか、めぐり会わない」という感じ。
業胎パートナーと別れた後に、また業胎ってケースもまれ。
業胎の相手が人生のパートナーになる人は、カルマに選ばれた人じゃないかと思う。
生まれる前から定められてる、宿命的な相性なんだと思うよ。
業胎が一緒になるときは、互いにすぐに惹かれ合う。
カップル成立は早い傾向だよ。すぐに結婚を決めるケースも少なくない
結ばれたあとは、パートナーに対して責任を感じ、パートナーを傷つけないことを一番に考える関係になる。
お互いに対して真面目なカップルになるよ。