安壊って、古代からの伝統的な評価では、破壊作用のある波乱の相性とされるけど、
現代の実例をみると、比較的、キラキラ相性かなって思う。
個人主義の社会になり、内側の精神性を重視するようになった今の時代、安壊は強い。
安壊は、心理的に、すごく距離が近くなる反面、すごく消耗する相性。
パートナーでも、家族でも、親友でもそう。
なぜなら、表面的な平和のために、嘘をついたり、取り繕ったりすることができない相性だから
いつでも真剣勝負なんだよ。純粋で強烈な関係。
安壊の相手と縁があった場合は、たとえ別れてしまったとしても、一生、相手の影が心の中に住み着く。
そして純粋で熱烈な一方で、離婚もよくある。
結構、結婚年数がたってる夫婦でも、突然。。。
なぜなら、ふたりを結び付けているものが愛だけだから
愛がなくなったと感じると、一緒にいる理由もなくなっちゃうのよね。
他の人に心移りしたけど、子供やお金のために我慢して一緒にいるとか、あまりない相性。
だからこそ、別れない場合は、「お互いが、お互いの命」みたいなノリで、すごく親密。
ベタベタしたり、ケンカしたりを繰り返しながら、相手が世界の中心みたいな生活を、何十年も続けられる。
そんな生活してたら、社会でやっていけなくなると心配になるかもだけど
安壊のパートナーがいる人たちって、実は社会的に成功してるケースがよくある。
壊側の人は、自信にあふれてて自身の才覚で成功していく傾向
安側の人は、組織の中で周囲の信頼を得ながら成功していく傾向だね。
そして、どちらもビジネスで悩んだときは、安壊のパートナー以外の人に相談する傾向。
安壊って、一緒にいると、お互いのことしか見えなくなる相性だから
そのことが逆に、仕事からの頭の切り替えや、ストレス解消につながってるのかも。
そうそう、安壊で怖いのが、ビジネス上で「安が上司、壊が部下」になる場合。
安が上司で壊が部下でも、別々の仕事をしていて、役割分担がはっきりしてるなら、問題ないことが多い。
むしろ壊は有能な部下だったりする傾向。
でも、安が壊を見込んで「直接指導したい」などと距離を縮めたりすると、大きなトラブルに発展することがある。
安の上司からみると、壊の部下って頼もしくて、期待してしまうことが多いから・・・
これは大昔から伝えられてる安壊の注意点だから、気をつけてね。
でも壊が上司で安が部下の場合は、ビジネスがうまく進んで、互いにwin-winの関係になったりするよ。