日本の姓名判断には、現行の漢字の画数を使用する新字体派と、漢字本来の旧画数を使用する旧字体派があります。
礼華では旧字体のみの名前をデータ収集し、分析しております。
礼華が旧字体で診る4つの理由
理由1 東アジアの姓名判断はみな旧字体派
・日本と同じ姓名判断方法は、現在、台湾、シンガポールなどの中華圏で広く用いられている。
現在、一般的に使用されている「天格」「地格」「人格」「外格」「総格」を使用する姓名判断は、明治期に日本で編み出された計算方法です。
この方法は評価が高く、現在、中国大陸や台湾などの中華文化圏でも用いられています。
中華圏はすべての地域で、旧字体での診断が行われています。
理由2 簡体字の地域でも姓名判断では繁体字を用いる
同じ中華圏でも、台湾や香港では繁体字、中国大陸やシンガポールでは簡体字が使われています。
簡体字はその名のとおり、繁体字よりはるかに画数を少なくした漢字のことです。
中国大陸の人々は、普段、この簡体字を用いた生活をしています。
しかし、姓名判断となると、簡体字で暮らす中国人たちも、繁体字での画数をみるのです。
理由3 吉凶判定の由来である「周易81吉凶数理」は中華圏でうまれた
「」でご紹介させていただいたように、現在、一般的に知られる姓名判断は易経の一種といってよく、吉凶は中国で伝統的に伝わる「周易81吉凶数理」にもとづいて定められています。
「周易81吉凶数理」がなかったら、現行の姓名判断そのものが存在できないのです。
そして「周易81吉凶数理」を生んだ中華圏は、姓名判断に旧字体を用いています。
理由4 旧字体は漢字の由来により近く、漢字のパワーを正確に診断できる
礼華は、漢字とおのおのの持つパワーを重く考えております。
漢字は象形文字から始まり、四千年以上に渡って生き残ってきた、非常に運の強い文字です。
英語圏のアルファベットすら、ここまで歴史の長い文字ではありません。
各漢字の特性が伝わりやすいのは、漢字本来の画数である旧字体の画数です。旧字体の方が、漢字の元になった象形文字により近いためです。
以上の理由から、礼華では旧字体のみの姓名診断を行っております。