従来の姓名判断の画数の吉凶の由来 統計とは関係ない

一般的な姓名判断では吉数と凶数が決められています。 1,3,5,6は吉数、2,4,9は凶数などといった定義は、多くの方がご存知でしょう。 では、これらの吉凶はどこで決められたのでしょう? 多くの方が「過去の統計からだろう」と、お考えではないでしょうか? しかし、統計の結果ではないのです。  

吉凶の由来は「周易81数理吉凶」

中国には周易81数理吉凶というものがあります。 易経占いの一つであり、数字ごとに吉凶とその内容が決まっています。 周易81数理吉凶の例 1:(太极之数)太极之数,万物开泰,生发无穷,利禄亨通。 (吉) 2:(两仪之数)两仪之数,混沌未开,进退保守,志望难达。 (凶) 3:(三才之数)三才之数,天地人和,大事大业,繁荣昌隆。 (吉) ~ 79:(云头望月)云头望月,身疲力尽,穷迫不伸,精神不定。 (凶) 80:(遁吉)辛苦不绝,早入隐遁,安心立命,化凶转吉。 (凶) 81:(万物回春)最吉之数,还本归元,吉祥重叠,富贵尊荣。 (吉) (出典:易经81数理吉凶及意义) この周易81数理吉凶こそが、日本の姓名判断の画数の吉凶を定めているもとなのです。 姓名判断で81画までの吉凶しかわからないのは、そのためです。 そもそも、81画を持つ名前など、今も昔も滅多にありませんから、統計を取ることは困難ですね。

画数の吉凶の源 周易81数理吉凶はどこから来たのか?

では、周易81数理吉凶は、どのように決められたのでしょう? 「諸葛数理」「石氏星経」がルーツだという声があります。いずれも二千年以上前の文書です。しかも、はっきり数理について述べた当時の書は、中国でも残っていない、もしくは見つかっていない状態です。ただ、民間伝承として長いこと伝えられてきました。 吉凶がどのように決められたのか、わからないまま、ただ大昔からそう伝えられてきたのです。 しかし、二千年以上前と、現代では、社会のしくみや価値観は大きく違いますね。

実際の統計をもとにした「礼華の姓名判断」

礼華は5万件を超える人名を集め、その各々の運命について、統計を取り続けてきました。 周易81数理吉凶とくらべてみると、結果は各数字ごとにちがいます。 あまり吉凶が当たってないと思う画数もあれば、的中に驚く画数もあります。 凶数とされる画数も、条件によっては成功者を多く出している場合もあります。 それらの結果から編み出されたのが、この「礼華の姓名判断」です。 「礼華の姓名判断」が、姓名判断にお悩みの方にとって、少しでもお役にたてれば幸いです。