宿曜 宿図ガイド② グループの運や特徴を決定づける「相性の偏り」

相性の数でグループの運勢と特徴が決まる

大人数で相性を占うと、相性の数に差がでてきます。




この例の場合、多いのは栄親の相性です。栄親の相性をあらわす青色の線が3本あります。




また友衰の相性をあらわす緑色の線も、栄親と同じく3本あります。



そのため、このグループは、もっとも数が多い友衰と栄親の相性の特徴の影響を受けやすいグループということになります。

栄親は穏やかで社交的な相性友衰は対等になれるがライバル心も生じやすい相性です。そのため
「一緒にいると和気藹々と楽しく、互いに対等な気持ちで接することができる反面、他の人に負けたくない心も生じやすい家庭」
といった感じになります。

 

運勢としては栄親の「何事も維持する」特徴と、友衰の「平時は穏やかだが、短期間で起こるふり幅の大きい変化をもたらす」特徴があわさり
「平穏な関係が長く続くものの、突然、大きな社会的上昇もしくは転落が起きる可能性が高い」家庭ということになります。




加えて、安壊と危成の相性をあらわす線も2本ずつあります。そのため、安壊の情の深さや、危成の合理的で我慢強いという特徴も副次的な影響をもたらします。

オーバーミレニアム宿曜占星術 宿図では、グループがもつ相性の数の多さから、

そのグループ全体の特徴
グループ全体がもつ運勢

を占うことができます。

 

「相性が偏る」グループもある

上の例は、どちらかというとグループ内の相性の数が均等なケースです。
ときには、相性の数が極端に偏るケースもあります。

以下の場合、上の例は、安壊が3本で他は一本ずつしかなく、下の例は危成と命業胎しかありません。



 


 
命業胎の相性をもつグループは、とくに同じ相性が複数生じやすいです。

同じ相性が多いグループは、「一つの方向にまとまった大きな力」を生み出すことができます。

 
そのため、有名人を出すなど、社会的に存在感のあるグループになりがちです。
 

   
電子書籍 21世紀型オーバーミレニアム宿曜占星術
 

Copyright© 実例重視!オーバーミレニアム宿曜占星術 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.